トリガー

小6で給食事件(そののち不登校)、中3の3月にバット事件(中高一貫の高校にはそのまま不登校)、今回は留学の直前(予定は9月)。すべて卒業〜入学の節目の時期にあたる。猫の解剖もテスト期間などに関連があるのではないか?こういうイベントが成績優秀な少女にトリガーになったのでは?周囲は気づいていたのか。

 

今回も「我慢できなくなった」と言っている。いつでも見境なく、というイメージが流布しているが実際はかなり我慢していたのではないか。母親、父親が抑止力だったろう。母親の死後、父親を殴って独り暮らしの自由を獲得し妄想は成長したが留学の期限も迫ってきた。そうなれば級友とはもう会えない。夏休みの最初の週、誕生日の2日前に少女の最高の潮が満ちた。